6月8日、国土交通省殿より発表のありました97件の案件については、現在鋭意精査作業を行なっているため、現時点で申し上げられるのは以下の通りです。なお、詳細については当社ポート社長が出席し、6月15日(火)記者会見を開催して説明させていただきます。
- この97件の案件は5月20日の記者会見でリコール届出を明らかにしている4件を含むもので、1992年から2004年3月までに商品情報連絡書で把握した情報です。
1件目は5月26日に届け出ましたクラッチハウジングとトランスミッションのリコールです。
2件目は、大型トラック、スーパーグレートにおけるプロペラシャフト接合部分のナット緩みによる、プロペラシャフトの脱落です。これは2003年にリコールを行ったケースですが、対策が不十分であると判断しました。生産台数はおよそ8,000台です。商品情報連絡書(クレーム情報)は5月20日現在までに12件報告されております。
3件目、および4件目は大型観光バスにおける問題です。その一つは、同じくプロペラシャフトの不具合によるものです。もう一つはパーキングブレーキの不具合です。これら二つのケースの生産台数はそれぞれ250台と4,000台です。商品情報連絡書は5月20日現在までにそれぞれ6件と48件報告されております。
三菱ふそうは詳細、対策等が決定しだい正式にリコールを届け出ます。
- このうち人身事故を生じたものがありますが、正確な件数及び内容については最終的な精査を行なっており、6月15日の会見時にお伝えできる予定です。
- これらの中には指示改修も含まれていますが、件数は精査中です。
- 97件のうちリコールに該当する件数がどのくらいあるかということについても精査中ですが、全てにはなりません。
- 不具合情報をA〜Eの5段階に分けていることは事実ですが、それぞれの分類の理由や"正確"な件数や内容についても精査中です。
- また、2000年問題の際にこれらの案件がなぜ明確にならなかったかという理由についても現在精査中ですので、6月15日の会見時に説明いたします。
- これらの不具合は5月20日の記者会見で明らかにしたように、過去に遡って一連の調査を行なっている中で判明したものです。
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三菱ふそうトラック・バス株式会社
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