三菱ふそう
大規模公道実証実験“ITS-Safety2010”に参加する
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三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下MFTBC) は、交通事故低減を目的とした安全運転システムを搭載した「FUSO ASV-4」を開発し、官民合同組織「ITS※1推進協議会」が実施する、大規模公道実証実験「ITS-Safety2010」に参加します。 MFTBCは、「FUSO ASV-4」を開発して実証実験に参加し、交通事故低減のための効果について定量的な測定を行うとともに、各種装置の実用化に向けた研究開発を行います。 |
「FUSO ASV-4」 |
※1 ITS(= Intelligent Transport Systems、高度道路交通システム) |
「FUSO ASV-4」の特長 |
「FUSO ASV-4」は、大型トラック「スーパーグレート」をベースに、電波による車車間通信、光ビーコン等による路車間通信による運転者への注意喚起を行う各種システムを搭載しています。 |
○ASV(先進安全自動車)プロジェクト |
国土交通省自動車交通局が主催する「第4期ASV(Advanced Safety Vehicle)プロジェクト」の取り組みにおいて、電波を用いた車車間通信により、他の車両を認識し、衝突事故等の防止を行うシステムを搭載しました。主なシステムは以下の通りです。 |
●左折時衝突防止 ●右折時衝突防止 ●出会い頭衝突防止 ●追突防止 |
ドライバー専用モニター表示画面イメージ |
○DSSS(安全運転支援システム)プロジェクト |
警察庁が主催する「DSSS(Driving Safety Support System)プロジェクトの取り組みにおいて、光ビーコンを用いた路車間通信により、標識の情報を認識し、運転者に注意を促すシステムを搭載しました。 |
○スマートウェイ※2プロジェクト |
国土交通省道路局が主催する「スマートウェイ」プロジェクトの取り組みにおいて、路側センサーからの情報を、電波を用いた路車間通信により、見通しの悪いカーブの先などの停止車両や渋滞などを運転者に注意を促すシステムを搭載しました。 ※2「スマートウェイ」とは、ITSの効果を総合的に発揮させるための、多様なITSサービスを汎用的に実現させる共通基盤として、先端的なITS技術を統合して組み込んだ高度な道路交通の受け皿となる次世代の道路。 |
三菱ふそうの安全技術への取り組み |
MFTBCは、‘08年に大型トラック「スーパーグレート」をベースに、セーフティコンセプトモデル「Safety Truck/セーフティ トラック」を“三菱ふそうの安全技術のシンボル”として開発しました。 |
「Safety Truck(2008年6月発表)」 |
※3「ESP® 」はダイムラー社の登録商標です。 |
大規模実証実験の日程 |
今回の実証実験は、東京都の臨海副都心地区の公道にて1月12日より順次実施され、2月25日からは、一般向けに公道実走行デモンストレーションが予定されています。 2月25日(水)〜ITS-Safety2010 公開デモンストレーション(主催:ITS推進協議会) |
私たち三菱ふそうトラック・バス株式会社は、「商品・人・サービス」など企業活動のすべてについて「お客様・社会全般・地球環境」のために何ができるのか、何をなすべきなのかを考えます。私たちの企業活動を「All for you」という言葉に込め、すべての大切な社会や環境、そして、大切なお客さまのために役立てていけるよう追求しつづけます。 |