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三菱ふそう

ロシアで小型トラック「キャンター」の本格販売を開始

〜ロシア商用車モーターショー「COMTRANS 2010」に出展〜

2010年4月19日

三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、ロシア国内にて小型トラック「キャンター」を6月より販売を開始すると発表しました。

MFTBCは、2009年9月にロシア商用車最大手のカマズ社(KAMAZ)との合弁会社「ふそうカマズ・トラックロシア社(FUSO KAMAZ Trucks Rus 以下:FKTR)」を設立。ロシアのタタールスタン共和国のナベレジヌイェ・チェルヌイの工場で、小型トラック「キャンター」の生産を開始しました。
同社は、4月20日からモスクワで開催されるロシア商用車モーターショーの「COMTRANS 2010」に現地仕様の「キャンター」を初出展するとともに、6月より販売を開始します。

FKTR社の販売網は、年末までにモスクワ、サンクトペテルブルク、カザンなど主要都市を中心に約30拠点を整備します。販売店は、カマズおよびメルセデスベンツトラックの直営販売店及び独立系販売店にて構成されます。
また、高品質のサービスと技術サポートを提供するために、現地ディーラーの整備士および営業担当者の教育用のトレーニングセンターをカザンに設立します。

今後、ロシア国内での販売台数は、年間数千台規模になると想定しており、MFTBCにとって重要な海外市場の一つに成長すると考えています。また、生産においては、現地調達率を高めていく計画です。



ロシアで販売される小型トラック「キャンター」

MFTBCのアルバート・キルヒマン社長兼CEOは、「MFTBCはロシアの商用車市場には大きな潜在力があると考えています。ふそうの車両は現地のお客様や運送業界をサポートする重要な役割を担うことができると確信しています。弊社は、正式にロシア市場に参入することで、将来に向けて主要な成長市場を拡大する計画を推進してまいります。」 と述べています。

また、FKTR社のアルバート・ヤグディン社長(Albert Yagudin)は、「世界的に有名な小型トラック“キャンター”の登場で、ロシアのお客様にとって、効率化と信頼性を実現する新たな時代が到来します。お客様に三菱ふそうの、トラックの恩恵をお届けすることで、お客様の事業の成功をサポートできることを期待しています。」と述べています。



FKTR社概要
株   主 Daimler AG(50%)、KAMAZ社(50%)
本   社 カザン
工   場 ナベレジヌイェ・チェルヌイ (生産敷地12,000m²)
主要役員

社長: Albert Yagudin
CFO: Thomas Unger,
販売・マーケティング担当副社長: Alexey Kalitsev
生産担当副社長: 部井保之




私たち三菱ふそうトラック・バス株式会社は、「商品・人・サービス」など企業活動のすべてについて「お客様・社会全般・地球環境」のために何ができるのか、何をなすべきなのかを考えます。
私たちの企業活動を「All for you」という言葉に込め、すべての大切な社会や環境、そして、大切なお客さまのために役立てていけるよう追求しつづけます。


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