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• 車両はワクチン輸送のほか、移動式ワクチン接種会場や検査センターとして使用
• 総額1,500億ドン(約7.2億円)に相当
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、以下MFTBC)は、ベトナムにおけるふそう製品の販売代理店であるチュオンハイ・オート・コーポレーション(本社:ホーチミン市、会長:チャン・バ・ドゥオン、以下THACO社)が、新型コロナウイルス感染症対策を支援するため、同国政府に小型トラック「キャンター」126台を寄贈したことを発表します。
ベトナム市場向けの「キャンター」は、MFTBCの川崎工場からノックダウンキット(KD)として出荷され、同国中部のクアンナム省に所在するTHACO社の工場で組み立てられています。THACO社は、ベトナム政府による民間企業への支援要請に応え、ワクチン輸送用の4.99トン「キャンター」63台と、移動式ワクチン接種・検査施設としての利用が可能な6.5トン「キャンター」63台を寄贈しました。これは総額1,500億ドン(約7.2億円)に相当します。寄贈した車両には、ワクチン輸送に必要な冷蔵機能や、荷室エリアへの行き来をサポートするリアステップなどのカスタマイズが施されており、2022年3月末までにワクチン接種率7割を実現するという同国政府の目標達成に向け、ベトナム各地で運用される予定です。
約1億の人口を抱えるベトナム政府は2021年6月、ワクチンの確保と配布を強化する目的で公的基金を立ち上げました。その後、同国内外の団体や企業から寄付が寄せられ、ワクチン接種キャンペーンの進行に貢献しています。THACO社は、新型コロナウイルス感染症の流行当初から対策活動に取り組んでおり、今回のトラック寄贈の他にも、地方自治体への支援金提供や、消毒液、手袋、防護服、検査キットなどの医療用品の提供を行ってきました。
1997年に設立されたTHACO社は、2017年にふそう製品の販売代理店および現地組立パートナーとなりました。同国内33拠点の広範な販売ネットワークによって、ベトナム市場におけるふそうブランドの存在感を高めています。ベトナムでのふそう製品のラインアップは、小~大型トラックのほか、小型バスの「ローザ」も含まれています。
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