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「ふそう」の名は、旧三菱造船(現在の三菱重工業) がガソリンバス「B46型乗合自動車」を開発した1932年5月に遡ります。全長7メートル、38人乗りのこのバスは、排気量7Lの6気筒エンジンを搭載し、当時としては驚異的な100馬力を発揮しました。
最初の顧客であった当時の鉄道省への納入にあたり、三菱造船はこのバスを特徴的なネーミングで印象付けたいと考えました。
そこで従業員への公募を行い、選ばれた名前が「ふそう」でした。これが「FUSO」ブランドの原点です。「日本の代表としてふさわしい」「日本と三菱を象徴する簡単な和名」「語呂が滑らかで誰にも親しみをもたれ、イメージが深く頭に刻み込まれる」というのが命名の由来でした。「ふそう(扶桑)」とは、中国において「日の出るところにあると伝えられる大きな神木」とされてきたもので、ムクゲ(ハイビスカス)を意味します。
創業以来「ふそう=FUSO」ブランドは 90年以上にわたり商用車業界に新しいインスピレーションを与えてきました。FUSOの車両は、ドライバーや運送業界から、信頼性と最先端性を兼ね備えているとの評価を得ており、世界中の 過酷な環境下で、日々お客様の要求に応えています。
FUSOの製品は、お客様に愛されるブランドとして、「品質・環境・安全」を最優先としています。
三菱造船株式会社の神戸造船所で100馬力の大型ガソリンバス「B46型乗合自動車」を製造。「ふそう」と命名
戦後のDB型エンジンの祖、Y6100AD型ディーゼルエンジン完成
YB40型ディーゼル2トントラック生産
B1型ガソリンバス生産。
W11型ダンプトラック生産
本格的な大型トラック 33型8トン積生産
B10型小型バス「ローザ」発売
T720型小型トラック「キャンター」発売
長距離用観光バス「B906R」生産
中型バス「MK115」発売
大型低床トラック「FS119S」発売
小型トラック「キャンター」のフルモデルチェンジ ワイド車追加、本格的3トン車発売
大型観光バス「エアロバス」シリーズ発売
大型トラックをフルモデルチェンジ「ザ・グレート」と命名、FT, FU, FVシリーズ発売
中型トラック「ファイター」発売
大型トラックを13年ぶりにフルモデルチェンジ、「スーパーグレート」と命名
国内初の大型路線バス「エアロスター ノンステップバス」発売
小型バイブリッドトラック「キャンター エコ ハイブリッド」誕生
小型トラック「キャンター」をフルモデルチェンジ
圧倒する低燃費を実現した「スーパーグレートV」発売
大型路線バス「エアロスター」をフルモデルチェンジ
さらなる進化を遂げた小型トラック「キャンター」発売
「eCanter」はフルモデルチェンジでさらに進化、未来のクリーンモビリティへ
エンジンが唸りを上げる興奮、クラッチを繋いで車が力強く走り出した瞬間の感動は、今でも忘れられない。
70年代の美術作品が現代のデザインに伝えるもの。
黄金時代を築いたバスは、今も輝き続ける。
2003年、当時のダイムラークライスラー社 が筆頭株主となり 、三菱ふそうトラック・バス株式会社が設立されました。日本のほかインドとポルトガルに生産拠点を持ち、FUSOブランドの 商用車は、ダイムラー・トラックグループの総販売台数の3分の1近く を占めています。
2022年にはFUSOブランドが90周年を迎え、翌2023年にはFUSOの代表的車種ある小型トラック「キャンター」が60周年を迎えました。さらに、ポルトガルのトラマガル工場 では、キャンターの生産台数が25万台という大きな節目を迎える年にもなりました。
2017年、FUSOは業界に先駆けて量産型電気小型トラックeCanterを発売し、世界を驚かせました。
eCanterのグローバル累計走行距離は800万kmを超え、 お客様にとって理想的なゼロ・エミッション・ソリューションとして、これまでグローバルで700台以上を納車してきました。、そして2023年にはフルモデルチェンジした新型モデルを発売し、より多様なニーズに応える車両となりました。