トラック作りには努力と熱意が欠かせない。生産工程においてAI技術や自動化の重要性が高まる一方、人間が持つ感覚や感情の重要性も同様に注目されている。何よりも社員の情熱と献身こそ会社が前進する原動力であり、大きな結果の違いを生み出すのだ。

三菱ふそうでは、熟練の技術職からマーケティングなどのクリエイティブ職に至るまで幅広いポジションで、国際色豊かな社員がそれぞれの個性を生かし会社の成長を支えている。今回は４名の社員たちに、三菱ふそうで最も誇りに思う瞬間と、彼らが仕事の場で意識していることを聞いてみた。

「チームの成功を目の当たりにした時に最も誇りを感じます。仕事で特に大切にしていることは、チームのメンバーが発言しにくくならないように、常にオープンな場の空気を作ることです。」

エカテリーナ・バラノワ｜グローバル広報・マーケティング部

「私たちが作る製品は日常生活に必要不可欠で、その一部に貢献していることに大きな誇りを持っています。仲間とともに目標達成に向け努力しつつ、健全なワークライフバランスを保つことも大切にしています。私にとって、コミュニケーション、誠実さ、学び続ける姿勢、前向きで明るい態度が成功の鍵です。」

西村 徳世 | 組立工作部

「誇りを感じるのは、街でふそうの車両を見かけた時ですね。仕事の大きさにかかわらず、1つ1つの仕事と真摯に向き合い、完成度を高めることで、会社の成功に貢献できると思っています。」

大庭 祥平 | 組立工作部

「最も誇りに思った瞬間は、電気システムや高電圧技術などのトレーニングを安全に行う施設“eLab”を立ち上げた時です。この革新的なアプローチは日本の自動車トレーニングにおいて初めての設備で、多くのメディアに取り上げられました。私は海外市場向けのeCanterおよび高電圧トレーニングを担当しているので、各地域のトレーナーやEV技術者の安全管理を担うことに大きな責任を感じています 。」

エリック・リチャード・ワイサー｜FUSOアカデミー

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