三菱ふそう
新型「キャンター」トルコ市場で発売開始
〜環境性能・経済性能・安全性能を実現〜
2012年8月29日
三菱ふそうトラック・バス株式会社(代表取締役社長:アルバート・キルヒマン、本社:神奈川県川崎市、以下:MFTBC)は、本日からトルコ市場に、環境性能・経済性能・安全性能を高い次元で実現した新型「キャンター」を投入し、発売を開始します。
生産および販売はMFTBCの販売代理店であるTEMSA Automotive社にて行われます。
新型「キャンター」は、4P10型ディーゼルエンジンおよび、小型トラックで世界初のデュアルクラッチ式トランスミッション「DUONIC®」を搭載し、クラス最高の燃費と、クリーンな排出ガスを実現しています。また、安全面ではクラス初のブレーキオーバーライドシステムを標準装備し、万が一の際の安心感を高めます。
小型トラック 新型「キャンター」(トルコ向け仕様車)
発表に際し、セールス・アフターセールス本部欧米豪・中東・アフリカ・中南米統括部長の須藤康之は、現地発表会にて次のように述べました。
「新型“キャンター”をトルコのお客様に提供することが出来、大変うれしく思います。“キャンター”はふそうの歴史における重要な製品であるとともに、小口輸送の歴史において代表的な車両であります。トルコ市場におけるリーダーシップをこの製品によって確保するとともに、お客様の末永い発展を祈念いたします。」
小型トラック「キャンター」は、ダイムラー・トラック部門における最量販車両であり、1963年に発売を開始してから、まもなく半世紀を向かえる製品です。三菱ふそうは、小型トラックのコンピテンスセンターとして、ダイムラー・トラック部門の小型トラック開発・生産を支えています。
当社は、企業ビジョンである「FUSO 2015」において、「業界をリードするグリーン・イノベーション(環境貢献企業)」および「海外事業の収益性改善」を活動の柱として取り組んでいます。
その中で、「業界をリードするグリーン・イノベーション」では、「CO2排出削減 2015年まで7.5%」、「海外事業の収益性改善」では、2015年までに「海外販売台数を年間20万台まで増加」をそれぞれ目標として取り組んでいます。