三菱ふそう
オーストラリアで新型大型路線バスを発表
〜初のオーストラリアへの大型バス完成車輸出〜
2013年7月11日
三菱ふそうトラック・バス株式会社(代表取締役社長・CEO:アルバート・キルヒマン、本社:神奈川県川崎市、以下:MFTBC)は、オーストラリアのメルボルン市で開催されたBusVic Maintenance Conference and Expoにて新型大型路線バス「MP300」を発表しました。
新型大型路線バス「MP300」は、最新の環境技術、BlueTec®テクノロジーを搭載するとともに、オーストラリアのバスでは初の導入となるISS(アイドリングスタート&ストップシステム)を搭載しています。このことにより燃費向上を実現するとともに、排出ガスを低減、環境へ配慮しています。
また、「MP300」はMFTBCとして初の大型路線バスの完成車輸出となります。
オーストラリア向け新型大型路線バス「MP300」
新型大型路線バス「MP300」の仕様
型式 |
MP37FM |
定員 |
66名(乗員1名+乗客63名+車椅子2名) |
エンジン |
6M60型7.5ℓインタークーラーターボディーゼル |
トランスミッション |
6速オートマチック |
全長 |
11,010mm |
全高 |
3,120mm |
全幅 |
2,490mm |
今回の発表に関して、MFTBC取締役副社長・セールス・アフターセールス本部長のカイ・ウーヴェ・ザイデンフースは、「オーストラリアへの”MP300”の投入は、グローバルでの成長とオーストラリア市場への参入拡大の決意の現れです。当社は小型バス“ローザ”の輸出の成功にとどまらず、大型・中型バスにも輸出を拡大し、成長するストーリーを描き続けます。」と述べました。
オーストラリアのFUSOトラック・バス業務担当のテクニカルマネージャーであるケビン・ジョンソンは、「“MP300”の展示で来場者の皆様から、数多くの好意的なコメントをいただきました。オーストラリアのお客様は、“ローザ”という製品を通して、日本の伝統的ブランドである“FUSO”を理解いただいており、新型大型路線バスである“MP300”にも“ローザ”と同様に興味を示していただけました。」と述べました。
なお、「MP300」は、三菱ふそうバス製造株式会社(取締役社長:村山 節男、本社:富山県富山市、以下MFBM)で製造し、完成車として、オーストラリア市場へ輸出します。
当社は、企業ビジョンである「FUSO 2015」において、「海外事業の収益性改善」を活動の柱として取 り組んでおり、2015年までに「販売台数を年間20万台まで増加」を目標としています。