三菱ふそうがお送りするショートフィルム「トラッカーズブルース」（英題 Big Rig Blues）は、大型トラックの長距離ドライバーの日常生活を追いながら、彼を取り巻く人生を描いています。

オープニングでは野太い声が「トラックドライバーは気楽な稼業だろうって？」と観客に問いかけます。カメラは、スーパーグレートの前で腕を組んで立っているドライバーにゆっくりと近づいていきます。彼の視線はカメラに向けられ、観客に答えを求めているかのようです。さて、皆さんは生活のためにトラックを運転することがどれほど大変なことかを考えてみたことがありますか？トラックドライバーの日常がどのようなものかを知っている人は、実際にはほとんどいないのではないでしょうか。

「トラッカーズブルース」は、スーパーグレートを運転する主役の亀山が、さまざまな「敵」に立ち向かっていく姿を描いています。スルメを齧ったり、一人で落語をしたり、眠気と闘う亀山の姿は、ドライバーたちの共感を呼ぶかもしれません。

このショートフィルムで亀山を演じた俳優の福吉寿雄さんが、ごく自然に運転手の役になりきってしまうのには、理由があります。
【ドライバーインタビュー動画】をご覧ください。

このショートフィルムは、わずか5分の中に長距離トラック運転手が遭遇する過酷な場面から感動的な場面まで、リアルなドライバーの姿が浮き彫りになっています。監督の山中 有さんは、以下のビデオで、この映画に込められた哲学を明らかにしています。

【監督インタビュー動画】をご覧ください。

三菱ふそうのブランドスローガンである “Future Together “という言葉は、この物語にどう関係してくるのでしょうか。
山中監督は「やっぱり『一緒に』という事だと思うんです。ただ（トラックという）機械を作ればいいというわけではなくて、トラックドライバーのことを考えてトラックを作っているんです」と語ります。

「トラッカーズブルース」は、トラックを動かすドライバーこそ、トラックの心臓部であり魂であることを示すことで、”Future Together”を表現しています。ドライバーは三菱ふそうのブランドを支える主役であり、いたるところに困難が待ち受けている大変な仕事です。この映画を通して、トラックドライバーこそが真のヒーローであることをわかってもらいたい。そして、三菱ふそうのトラックが少しでも彼らが荷物を運ぶ労力を減らすことの手助けになれば、と考えているのです。 ■