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    三菱ふそうキャリア:オフィスとピッチ、両立するワークライフバランスと挑戦の先に

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三菱ふそうのエースが日本クリケット界の成功を導く

ラビチャンダラン・サバオリシュは32歳、三菱ふそうの川崎製作所でカスタマーサービス・プロダクトマネジメントチームの一員として、国際的なキャリアを築いている。しかし、仕事が終わると、彼の情熱はすべてクリケットに向けられる。

三菱ふそうでのキャリアを積みながら、日本でクリケットの普及にも尽力する、ワークライフバランスを見事に実現するラビチャンダランの物語を紹介しよう。

三菱ふそうでのキャリアをきっかけに、インドから日本への新たなステージへ

クリケット文化が根付くインド・チェンナイで生まれ育ったラビチャンダラン。「9歳のときにクリケットを始めました。私の家族はみんな、父はもちろん、叔父やいとこも熱心なプレーヤーでした。子どもの頃は、オーストラリアの伝説的なレッグスピナー、シェーン・ウォーン選手に憧れていて、レッグスピナーになることが僕の夢でした。」

彼の努力はやがて実を結び、地区代表として選ばれ、さらには州のジュニアチームにも名を連ね、クリケットは彼の人生において欠かせない存在となった。大きな転機が訪れたのは2015年。三菱ふそうでのキャリアを求め、日本へ移住することになったのだ。「最初に日本に来たときは、クリケットの道具すら持ってきませんでした」と彼は語る。「日本でクリケットがプレーされているなんて思っていなかったからです。」

しかし、驚いたことに、日本には小規模ながらも成長しつつあるクリケットコミュニティが存在していた。クリケット専用のグラウンドや、クラブチーム、そして熱心なプレーヤーがいたのだ。ラビチャンダランのクリケットへの熱意は再燃し、新たなチャプターが始まった。

障害を乗り越えて

日本は国際クリケット評議会(ICC)の準加盟国であり、国代表選手になるためには3年間の居住要件を満たす必要がある。ラビチャンダランがこの条件をクリアしたのは2018年だった。2021年に初めて日本代表としてプレーするチャンスが訪れたが、COVID-19の影響でチームはその試合に出場できなかった。それでも、彼は諦めることなく国内リーグでプレーし、成績を残し続けた。

2022年10月、ラビチャンダランはついに日本代表として国際試合デビューを果たした。この特別な舞台に、父親がはるばるインドから観戦に来てくれたそうだ。「ここまでずっと支えてくれた家族に、夢を叶える瞬間を見守ってもらえたのは最高の気分でした。」

現在、ラビチャンダランTigers Cricket Club のキャプテンを務め、日本代表チームの中心選手としても積極的に活躍を続けている。日本クリケット協会から過去9年間で6回も「年間最優秀男子選手賞」を受賞する快挙を果たしている。(2017年、2019年、2020年、2022年、2023年、2024年)

ライフとワーク、そしてキャリア──両立の妙技

ラビチャンダランは仕事とクリケットのバランスを巧みに保っている。「三菱ふそうが本業で、クリケットは週末の生きがいです」と彼は語る。「試合のために片道120km移動することもあるので、このライフスタイルを続けるにはしっかりとした計画が必要ですが、苦ではありません。体を鍛え健康でいられますし、クリケットへの愛が原動力となっています。何より、楽しみがあるのは素晴らしいことですよ。」

このキャリアとクリケットの両立を成し遂げられるのも、職場の理解ある同僚や上司のサポートのおかげだと彼は語る。「みんな私のクリケットへの貢献を知っているので、快く柔軟に対応してくれます」と彼は話す。

ピッチ内外で発揮されるリーダーシップ

ラビチャンダランのリーダーシップスキルはクリケットのピッチで培われ、その経験が仕事にも活かされている。「クリケットはチームワークが全てです」と彼は語る。「11人全員が協力しなければ勝てません。キャプテンとして、私はチームメンバー全員が自分の役割を理解し、目標に向かって一丸となるよう導いています。それは職場でも同じです。」

共通点は、「明確なコミュニケーションと期待値を設定すること」だとラビチャンダランは説明する。

未来への展望

ラビチャンダランは、三菱ふそうでのキャリアとクリケットの両方において大きな計画を描いている。「共通する目標は、個人として成長し、さらに責任のある役割を担うことです。そのために、日本語のスキル向上にも取り組んでいます。」

次の世代へ

目標の一つは、今後の日本クリケット界を担う次の世代を育成することだ。若い選手たちに、フィジカル面で基本的な技術を磨くことやフィットネスの重要性を強調し、メンタル面ではクリケットというスポーツへの敬意を持つことを奨励している。

練習プロセスを尊重し、辛抱強くひたむきに練習に取り組むようアドバイスを送る。「結果を気にしないことです」と、クリケット界のヒーローであるマヘンドラ・シン・ドーニの言葉を引用しながら語る。「結果は後からついてくるので、まずは一歩一歩積み重ねることが大切です。」

日本代表チームは、最近韓国で開催されたT20ワールドカップ予選で勝利を収めた。日本の世界ランキングはここ数年で60位から45位にまで上がっている。「夢はワールドカップ出場です」と、目を輝かせそう言った。

「日本のクリケットの未来は明るく、若い選手たちにとっては非常にエキサイティングな時期だと思います。私もその一員として関われることを嬉しく思っています。」

ラビチャンダランの物語は、夢を追い続けることの大切さを教えてくれる。ピッチの上でもオフィスでも、全力投球の精神を体現し、周囲にインスピレーションを与え続ける、まさに三菱ふそうと日本クリケット界の真のアンバサダーだ。

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