一般的に車両は、海岸走行や冬期間の凍結防止剤散布路を走行すると、海塩水や融雪剤等の影響で錆が発生し、外装部品が腐食することがあります。中でも走行距離・使用期間の長い車両においては、錆・腐食を放置することによって、大きなダメージを受ける可能性があります。皆様方におかれましては、日常、法令で定められている走行装置等の下廻り装置の点検を実施し、必要に応じて防錆処置を実施頂いていることと存じます。
しかし、一方ではメンテナンス不良に起因した錆・腐食による不具合事例・事故事例が販売会社より報告されており、当社は下廻りの錆点検を確実に実施していただくために、今年3月、大中バスの床下錆点検についてメンテナンスノートの改定を行う、サービスキャンペーンを通知致しました。
またサービスキャンペーンの通知に合わせ、4月から床下点検活動、8月から無料点検キャンペーンを実施して参りましたが、現時点でまだ点検いただけていないお客様がいらっしゃいます。つきましては、点検が終了していないお客様に安全な運行をしていただくために、無料点検キャンペーンの期間を10月末から12月末迄に延長致します。
更に、点検の時間が取りにくいお客様を訪問して、操舵操作に影響のあるセンターメンバー部分の腐食状況を優先して点検する「簡易点検」を本日より11月末まで実施致します。なお、簡易点検実施後には、改めて床下錆点検に入庫いただきますよう、宜しくお願い致します。
点検がお済みでないお客様には販売会社より、再度ご連絡を差し上げる予定です。ご協力いただきますよう宜しくお願い致します。 |