整備作業を進める際は,ショートによる焼損を防ぐために事前にバッテリーの (-)側バッテリーケーブルを取外します。<注意>
・バッテリーケーブルを脱着する場合は,必ずスターターSW及びライティングSW等を切ってから行います。
(半導体部品を破損するおそれがあります。)
・バッテリーケーブルやハーネス,コネクターを取外す場合は,必ずスターターSWをLOCKまたはOFFにしてから2分経過後に行います。 (BlueTec®システムの処理が作動中のため)
・バッテリーの(-)側バッテリーケーブルを外し,バッテリーの (-)端子及び(-)側バッテリーケーブルをテープ等で絶縁します。
(-)側バッテリーケーブルを外さない状態ではB端子に常にバッテリー電圧がかかっており危険です。
・バッテリー2個搭載車は(下記の図参照)12Vバッテリーの(-)端子のみを取外した状態でも,12Vバッテリーの(-)端子に電圧がかかっていることがあります。このとき12Vバッテリー (架装用)の(-)端子と荷台,フレームがスパナなどで接触するとショートすることがあるので注意してください。
・バッテリーの極性を逆に接続しない。接続を逆にすると電源システムやECUを損傷し車両火災に至る可能性があります。 |