三菱ふそう
2012年上半期世界販売について
〜主要地域で販売が大幅に増加〜
2012年7月31日
三菱ふそうトラック・バス株式会社(代表取締役社長:アルバートキルヒマン 以下:MFTBC)は、2012年上半期(1〜6月)の世界販売台数が、92,944台と前年比で約64.6%と大幅に増加したことを発表しました(2011年上半期:56,454台)。
海外販売は、前年同期比62.5%増の74,354台(同:45,749台)、国内販売は73.7%増の18,590台(同:10,705台)を記録しています。
主要地域別には、東南アジアが、73.2%増の43,408台(同:25,067台)、そのうち最大の市場であるインドネシアが、76.5%増の40,702台(同:23,064台)と大幅に増加しました。中東地域では120.8%増の10,641台(同:4,819台)となり、うちU.A.Eでは、7,056台(同:2,338台)と約3倍となりました。
また、アフリカ地域では、161.5%増の4,584台(同:1,753台)で、モロッコ、ケニアを中心に販売が増加しました。また、北米、ロシアでも販売が増加しています。
国内販売は、補助金や復興需要等により、前年同期比73.7%増の18,590台(同:10,705台)と大幅に増加しました。
当社は、企業ビジョンである「FUSO 2015」において、「海外事業の収益性改善」および日本市場における「顧客満足度の向上」を活動の柱として取り組んでいます。
その中で、「海外事業の収益性改善」では、海外販売台数を年間20万台までに増加させる目標を掲げており、フルポテンシャルセールスとして、インドネシア市場における大型トラックセグメントへの参入などの活動を行っています。
また、「顧客満足度の向上」では、お客様の総所有コストが低減できる商品の提供として、5月に新型「キャンター エコ ハイブリッド」を発売しています。
MFTBC社長兼CEOのアルバート・キルヒマンは、
「当社は“FUSO 2015”の取り組みにおいて、世界市場での販売攻勢を強めています。また、今回主要地域において、高いマーケットシェアを達成することが出来ました。今年はさらに世界市場において、積極的に前に進みたいと考えております。そして、“世界をリードするダイムラートラック”として、各地域でのチャンピオンをめざしていきます。また、当社事業は次のステップに進めるとともに、当社の強みである世界規模のメリットを利益に還元できるような、新しいクロスビジネスの取り組みを展開していきます。」と述べました。
また、MFTBC取締役副社長、セールス・アフターセールス本部長のカイ・ウーヴェ・ザイデンフースは市場の動向について、
「当社の主要市場である、アジア各国や中東、アフリカ、ラテンアメリカ地域で販売が大幅に増加しています。北米市場においては、緩やかな状況が続き、欧州市場においては、変動要因が大きいとみられます。地域的な経済の停滞や厳しい円高による影響がありますが、当社は販売・アフターセールス事業においてダイムラーのネットワークを活用しつつ、お客様ニーズに応じた解決策を提供して参ります。」と語りました。
MFTBC取締役副社長、三菱ふそうセールスジャパン本部長の末廣明夫は、
「当社の企業ビジョン“FUSO 2015”の取り組みの柱である “顧客満足度の向上”において、優れた製品とサービスを通じ、お客様に高い価値を提供することをめざしています。今期の結果は、当社のサービス及び製品が、お客様に支持をいただけた結果であると考えています。引き続き下期も継続して取り組んでいきたいと思います。」と述べました。