三菱ふそう
2012年(1-9月)世界販売について
〜日本を中心に主要地域で販売好調〜
2012年10月29日
三菱ふそうトラック・バス株式会社(代表取締役社長:アルバート・キルヒマン、本社:神奈川県川崎市、以下:MFTBC)は、2012年第3四半期まで(1〜9月)の世界販売台数が、135,994台と前年比で約41.3%と増加したことを発表しました(2011年1〜9月:96,247台)。
国内販売は、補助金・復興需要等により52.7%増の26,753台(同:17,522台)を記録しています。一方海外販売は、インドネシア、中東、アフリカでの台数が増加し、38.8%増の109,241台(同:78,725台)となっています。
主要地域別には、東南アジアが、39.2%増の60,791台(同:43,677台)、うちインドネシアが、39.1%増の56,338台(同:40,488台)と大幅に増加しました。また、マレーシアでは、45.5%増の1,944台(同:1,336台)と堅調に推移しています。台湾では、18.3%増の10,164台(同8,595台)となりました。
中東地域では147.6%増の17,381台(同:7,019台)となり、うちU.A.Eでは、約3倍の11,014台(同:3,582台)を記録しています。
また、アフリカ地域では、82.6%増の5,952台(同:3,260台)と販売が増加しました。
当社は、企業ビジョンである「FUSO 2015」において、「海外事業の収益性改善」および日本市場における「顧客満足度の向上」を活動の柱として取り組んでいます。
その中で、「海外事業の収益性改善」では、海外販売台数を年間20万台までに増加させる目標を掲げており、9月には、海外で初めての量産を開始した欧州向け「キャンター エコ ハイブリッド」を発表しております。
また、「顧客満足度の向上」では、お客様の総所有コストが低減できる商品を提供するとともに、信頼される営業力、頼りになる整備力を実現していきます。
MFTBC取締役副社長、セールス・アフターセールス本部長のカイ・ウーヴェ・ザイデンフースは、
「当社は、世界中のお客様から良い反応をいただいております。そして日本においてトラック・バスのシェアが増加したことに満足しています。また引き続き、当社が強みを持つ東南アジア、中東、アフリカにおいて販売は好調を維持しています。」と語りました。
MFTBC取締役副社長、三菱ふそうセールスジャパン本部長の末廣明夫は、
「当社は企業ビジョン“FUSO 2015”の柱の1つ“顧客満足度の向上”のもと、お客様により高いレベルでご満足いただくために販売、サービス体制を整え、日々の活動に取り組んでおります。上期から続く日本国内市場における今期の好調は、この活動の結果が現れ始めていると考えるとともに、当社の優れたサービス及び製品がお客様に支持をいただいた結果であると考えております。今後も、お客様に高い価値を提供し続けられるように日々取り組んで参ります。」と述べました。