三菱ふそう
新型「キャンター エコ ハイブリッド」を
オーストラリアで発表
〜ハイブリッド海外展開第2弾〜
2013年2月7日
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEOアルバート・キルヒマン以下:MFTBC)は、本日、小型ハイブリッドトラック新型「キャンター エコ ハイブリッド」をオーストラリア市場において発表しました。
新型「キャンター エコ ハイブリッド」の発表は、2月7日にオーストラリアのニューサウスウェールズ、ピルモントにて、顧客、メディア、ディーラー関係者を招き実施されました。
今回の発表は、2012年9月の欧州投入に次いで、2番目の海外展開となります。
なお、オーストラリア市場において「キャンター エコ ハイブリッド」は、2009年から発売を開始しており、今回の車両は2代目となります。
新型「キャンター エコ ハイブリッド」はデュアルクラッチ式トランスミッション“DUONIC®”と“ハイブリッドシステム”を組み合わせた世界初の「ハイブリッド用モーター内蔵デュアルクラッチ式トランスミッション」を搭載。また、エネルギー効率の高い、高性能のラミネートタイプのリチウムイオン電池を新たに採用し、ハイブリッドシステムの効率向上と小型軽量化を実現しました。
小型ハイブリッドトラック「キャンター エコ ハイブリッド」(豪州仕様車)
オーストラリア向け「キャンター エコ ハイブリッド」は、4P10型ディーゼルエンジンを搭載し、DUONIC®およびハイブリッドシステムの組み合わせにより、従来車より23%の燃費向上を実現しました。ちなみにこの「ハイブリッド用モーター内蔵デュアルクラッチ式トランスミッション」は、「2013年次RJCカーオブザイヤー特別賞」を受賞しています。
また、新型「キャンター エコ ハイブリッド」は、アイルランドの「Irish Green Commercial of the Year 2013」および「第3回かながわ地球温暖化防止対策大賞」も併せ受賞しています。
MFTBC取締役副社長・セールス・アフターセールス本部長のカイ・ウーヴェ・ザイデンフースは、「新型キャンター エコ ハイブリッドは、ハイブリッド化のコストを3〜4年で回収できる製品です。優れた保証のパッケージングとともに、この製品は、クラストップの商品性を持ち合わせています。旧型の成功からも、この新型は当社の販売活動と製品ポートフォリオをより強固なものにするものと思います。」と語りました。
MFTBCは中期経営ビジョンである「FUSO 2015」を2011年に策定しました。5つの柱からなるゴールの一つである「業界をリードするグリーン・イノベーション(環境貢献企業)」では、「2015年までCO2排出量7.5%削減」を目標にしており、環境・燃費性能に優れた商品をお客様に提供して参ります。