三菱ふそう
海外向キャンターGVW 8.55t中型トラックを投入
〜1クラス上の積載量を実現〜
2014年2月24日
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEOアルバート・キルヒマン以下:MFTBC)は、海外向にキャンターGVW(車両総重量)8.55tの中型トラックを市場投入したことを発表しました。
この中型トラックは、小型トラック「キャンター」のプラットフォームをベースに、中型車並みの積載量を実現しました。車両総重量増加に対しブレーキまわりの強化等を行い、安全性能を確保しています。また、欧州ではGVW7.5tを境に車両セグメントが変わるため、安全法規対応のための装備を追加しています。
お客様のビジネスにおいても、小型車クラスの初期導入・維持管理費用と、1クラス上の積載量による物流の高効率化を実現します。
中型トラック「キャンター」GVW 8.55t仕様車
40か国以上に展開予定
オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ各国では既に発売を開始しており、今後はシンガポールなどへの展開を計画中です。
車両スペック
エンジン |
4P10ディーゼルエンジン、排気量3,000cc |
トランスミッション |
6速DUONIC®(機械式自動変速トランスミッション)/5速マニュアル |
今回の中型トラック投入について、MFTBC取締役副社長・セールス・アフターセールス本部長のカイ・ウーヴェ・ザイデンフースは、
「中型トラック‘キャンター’は機動的な小型・軽量トラックというコンセプトで開発し、クラストップの積載量を誇ります。このタフな中型トラックは、お客様へクラス最大の積載量を提供できる、これからの中型トラックのベンチマークと位置づけます。‘キャンター’はこれからもグローバルに輸送業界をリードしていきます。」
と、述べました。
当社は、企業ビジョンである「FUSO 2015」において、「海外事業の収益性改善」を活動の柱として取り組んでおり、2015年までに「販売台数を年間20万台まで増加」を目標としています。