三菱ふそう
アフリカ市場販売面で好調なスタートを切る
〜タンザニアで「FUSO」トラック販売開始〜
2014年3月17日
三菱ふそうトラック・バス株式会社(代表取締役社長:アルバート・キルヒマン、本社:神奈川県川崎市 以下:MFTBC)は、2014年1-2月のアフリカ市場での販売台数が、対前年同期比1.8倍の1,062台(前年同期585台)となったことを発表しました。
アフリカ市場は今期順調な滑り出しをしており、2013年の第1四半期(1-3月)の販売台数(1,127台)に迫る勢いを記録しています。
また、アジア・アフリカ向戦略車「FUSO」トラックをアフリカのタンザニアで発表しました。今回発表した戦略車は、ケニア、スリランカ、ザンビアに次いで、4地域目の市場投入となります。
FUSO「FA」・「FI」・「FJ」の3機種5台が現地で発表されるとともに、今後数週間をかけ、タンザニア国内4,000以上走行するイベントを実施する予定です。
タンザニアで発表した大型トラック「FJ」
取締役副社長でセールス・アフターセールス本部長のカイ・ウーヴェ・ザイデンフースは
「新しい製品ラインナップの追加により、当社は、タンザニアで最も幅広いラインナップを持つ商用車メーカーとなりました。FUSOトラックは、市場においてお客様へのビジネスソリューションを提供できる最良の車両です。30カ国以上で展開しているこのアフリカで、この新しい商品により、当社の基盤をより強固なものにすると確信しています。」と述べました。
現地代理店のダイヤモンドモータース社ゼネラルマネージャーのヴィクラム・ヴェルマは
「新型”FUSO“トラックは、信頼性と高い積載量を備えるとともに、優れた燃費性能とメンテナンスコストの低減を両立しています。この最新鋭のトラックは、まさにタンザニアのお客様のニーズにマッチしています」と述べました。
エジプトで大型受注
エジプトの飲料会社(コカ・コーラ社、ネスレ社、ペプシ社)3社から、合計345台の車両の受注がありました。コカ・コーラ社に対しては、小型トラック「キャンター」を昨年末から納車を行っており、4月以降100台納入の予定です。
飲料メーカー各社に納入した小型トラック「キャンター」
当社は、企業ビジョンである「FUSO2015」内で掲げる戦略的成長に向けた5つの柱を軸に、アジアやアフリカの新興国市場で確固たる地位を築けるよう、海外事業の強化に向け邁進します。
なお、「FUSO 2015」において「海外事業の収益性改善」を活動の柱として取り組んでおり、2015年までに「販売台数を年間20万台まで増加」を目標としています。