三菱ふそう
ダイムラー・トラック・アジア部門における
相互人事異動について
2014年7月29日
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ダイムラー・トラック・アジア部門は、三菱ふそうとDICV相互の人事異動を加速する。 |
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現DICV購買担当副社長のサテカァーム・アーリャが、三菱ふそう購買本部長に就任 |
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現三菱ふそう購買本部長のパトリック・ブルガルトは、ダイムラー社で新しい業務に就任 |
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現三菱ふそうライフサイクル・マネージメント購買部長、兼 トラック・アジア購買管理部長の近藤 恭彦がDICV社購買担当副社長に就任。 |
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DICV社製品設計部長のマシュー・オーメンが、DICV社サプライチェーンマネジメント担当副社長に就任 |
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEOアルバート・キルヒマン以下:MFTBC)と、ダイムラー・トラック・アジア部門でアジア・ビジネスモデルの戦略的関係にあるDaimler India Commercial Vehicles Private Limited (以下:DICV社)は、本日、今後予定される相互人事異動について発表しました。
現DICV購買担当副社長のサテカァーム アーリャが、9月1日付で、MFTBC購買本部長のパトリック・ブルガルトの後任として就任します。
なお、パトリック・ブルガルトは、ダイムラー社トラック・パワートレーン・ネットワークマネジメント責任者に就任します。ブルガルト氏は、2000年にドイツ・マンハイムにあるEvoBus社に入社。その後、生産技術、グローバルプロジェクトのコーディネーターなどを経験後、2008年にMFTBCに異動し、トラックコスト計画部の立ち上げを行うとともに、2012年からMFTBC購買本部長として着任しています。
アーリャ氏は2009年にDICV社に入社。DICV社の購買システムを確立させるとともに、様々なプロジェクトを立ち上げ、DICV社の事業を推進してきました。
現MFTBCライフサイクル・マネージメント購買部長、兼 トラック・アジア購買管理部長の近藤恭彦が、9月1日付で、アーリャ氏の後任として、DICV社購買担当副社長に就任します。
近藤氏は、2005年からMFTBCのライフサイクル・マネージメント購買などの分野で活躍するとともに、様々な経験を活かし、トラック・アジアの購買部門の立ち上げに寄与してきました。
現DICV社製品設計部長のマシュー・オーメンが、8月1日付で、DICV社サプライチェーンマネジメント担当副社長に就任します。オーメン氏は、製品設計の分野を担当し、インド国内向けの中型・大型トラックプロジェクトに参画してきました。
新アジア・ビジネスモデルは更に前進
新アジア・ビジネスモデルは、ダイムラー・トラック部門の中期ビジョンである「DT#1(Daimler Trucks Number One)」に基づくもので、ダイムラー・トラック部門の主要地域であるアジア、アフリカ、中東、ラテンアメリカという成長地域でのリーダーシップを高める戦略です。
その中で、MFTBCの川崎工場、およびDICVのチェンナイ工場の生産効率を高めるとともに、MFTBCとDICVを合わせた販売台数を、2020年に29万台までに倍増させる計画です。このことにより、ダイムラー・トラック・アジアとして、ダイムラー・トラック部門のターゲットである2015年までにグローバル販売台数50万台、そして2020年までに70万台以上という台数に貢献していきます。
この新しいビジネスモデルは、アジアにおけるダイムラー・トラック部門において、商品ポートフォリオ、開発ネットワーク、共同購買、生産体制の協業を加速していきます。短期的には、すでに物流、IT等の分野で協業が進んでいます。
MFTBCについて
三菱ふそうトラック・バス株式会社 (MFTBC) は、川崎市に本社を置く、アジアにおけるトップクラスの商用車メーカーです。2013年には、大型・中型・小型トラック・バスを全世界で合計172,400台販売しました。MFTBCの株式は、89.29%をダイムラーAGが所有し、10.71%を三菱グループ会社が所有しています。MFTBCはダイムラーAGのダイムラー・トラック部門の一員です。