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三菱ふそう

FUSO、米トラックショーで電気小型トラック「eCanter」を披露

2017年3月23日

  • 米インディアナ州で開催された「NTEA Work Truck Show 2017」で、電気小型トラック「eCanter」を披露
  • 「eCanter」は2017年後半、米国、日本、欧州のお客様に納入
  • 三菱ふそうは商用車メーカーとして世界で初めて電気小型トラックの量産先行モデルを納入。電気トラックのトップランナーを目指します
  • ゼロ・エミッションを実現した同車種は、実際の走行条件下でお客様に試乗していただくことで、技術的に高い信頼性を確保したうえで、日常の利用で十分な走行距離と積載量を達成していることを証明

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:マーク・リストセーヤ、以下 MFTBC)は、米インディアナ州インディアナポリスで開催された「National Truck Equipment Association (NTEA) Work Truck Show」で、電気小型トラック「eCanter」を披露しました。

「eCanter」は市街地での騒音や排出ガス問題に対するソリューションを提供、市街地配送をクリーンにそして静粛にします。航続距離は100キロ以上で、これは配送トラックの1日平均走行距離を超えています。たとえば日本の場合、都市部で使用される小型トラックの80%は、1日の平均走行距離が50km程度です。

ゼロ・エミッションを実現した「eCanter」は、実際の走行条件下でお客様による試乗を通して、技術的に高い信頼性を確保したうえで、日常の利用で十分な走行距離と積載量を達成していることを証明しました。

Mitsubishi Fuso Truck of America, Inc.の会長兼CEOであるJecka Glasmanは同イベントで、「eCanterは市街地での小型トラックの未来像を描き出すでしょう。同車種は排出ガスゼロ、騒音ゼロを実現するとともに、最大で100キロ以上の走行が可能です。私たちはこれを『ポジティブ・エネルギー』と呼んでいます。これまでに複数のお客様と話し合いをした結果、eCanterに対する関心が大きいことを実感しました。これは私たちにとって、大きなモチベーションになっています」と述べました。

「eCanter」は2016年に独ハノーバーで開催された世界最大の国際商用車ショー「2016年度IAA国際モーターショー」で初公開され、世界の注目を集めました。

「eCanter」の量産先行モデルは、2017年後半から米国、日本、欧州でお客様に納入されます。これにより三菱ふそうは、商用車メーカーとして世界で初めて、電気小型トラックの量産モデルを納入、また保証とカスタマーサービスも合わせて提供します。

三菱ふそうは電気トラック分野のトップランナーとして、電気トラックの開発にこれまで4000万ユーロを投じてきました。ゼロ・エミッションを実現した同車種は、ポルトガル・トラマガル工場および川崎工場で生産します。

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