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三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:マーク・リストセーヤ、以下 MFTBC)は、FUSOの海外向けノックダウン(以下KD)出荷台数が200万台を達成したことを発表しました。KD部品を梱包し出荷を行う「東扇島KDパッキングセンター」(川崎市川崎区東扇島)にて記念式典を行いました。
式典では、MFTBCの副社長兼生産本部長のスヴェン・グレーブレが「KD生産200万台の達成をとても誇りに思います。我々は引き続き革新的で効率的なプロセスを追求し、海外生産をより合理化することでお客様により良い商品をお届けしていきます。また成功に不可欠である海外KD生産国のパートナーに心から感謝致します」と挨拶をしました。
また、式典に参加したKD生産国代表の中からインドネシアでトラックとバス用シャシーを生産するP.T. Krama Yudha Ratu Motors(以下:KRM社)のLambertus Hutauruk社長が「累計200万台達成はお客様の要望を満たす優れた商品力だけではなく、三菱ふそうのサポートと全てのKD国に対する信頼によるものです」と述べました。インドネシアは、MFTBCの最大のKD生産国であり、今年3月には小型トラック「コルトディーゼル(日本名:キャンター)」が1975 年の発売以来累計販売台数100万台を達成しました。
MFTBCは海外14カ国(2017年10月末時点)で小型・中型・大型トラックと小型バスの現地生産を行っています。川崎製作所(川崎市中原区)と部品サプライヤーから部品やコンポーネントをKDセンターに配送、梱包しKDキットとして出荷しています。厳格な社内プロセスと最新のシステム、また監査を通して高水準の品質を保っています。
今月には新たにナイジェリアで小型トラック「キャンター」のKD生産が開始しました。現地販売代理店CFAO社の工場で年間500台の生産が可能になります。MFTBCは1990年代に同市場参入以来、信頼性、耐久性、メンテナンスコストの面で優位性がある「キャンター」は市場で定評があり、KD生産を通して更なる拡販を目指します。
KD生産累計200万台達成記念式典の様子