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2018年 5月 9日
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役・CEO:ハートムット・シック、以下MFTBC)は、マレーシアの現地販売代理店契約を現代理店であるメルセデス・ベンツ・マレーシア(以下、MBM社)に代えて、ハップセン・トラックス・ディストリビューション社 (本社:プッチョン、以下、HSTD社)を認定したことを発表しました。
調印式は4月25日(水)マレーシアのクアラルンプールにて執り行なわれ、MFTBCからはダイムラー商用車部門で東南アジア事業を行なうダイムラー・コマーシャル・ビークルズ・東南アジア社のトーマス・ヒルゼ最高経営責任者、HSTD社からはローランド・シュナイダー取締役社長が出席しました。
「東南アジアはFUSOにとって重要地域のひとつであり、わが社はマレーシアのお客様へ、他社より優れた製品とサービスを提供することに全力で取り組んでいます。お客様第一主義を次の段階に進めるための力となる現地企業を探すことは、ごく自然な流れでした。わが社はHSTD社という商用車事業で数多くの経験を持つ頼もしいパートナーとの協業にいたりました」(トーマス・ヒルゼ ダイムラー・コマーシャル・ビークルズ・東南アジア社最高経営責任者)
「HSTD 社が当地マレーシアで非常に優れたFUSO製品の新たな販売代理店になると発表できることを誇りに思います。商用車事業で40年以上に及ぶ経験を持つ地元に根ざした企業として、わが社は多くのお客様と信頼関係に基づく親密な関係を築いてきました。この基盤をダイムラーとの提携でさらに強化していくことに興奮を覚えています」(ローランド・シュナイダー HSTD取締役社長)
FUSOブランドは25年以上前にマレーシアに参入し、2005年からはMBM社を現地販売代理店として、お客様に製品を届けてきました。現在の製品ラインアップは、日本からCKDとして出荷する、小型トラックと中型トラックにフォーカスしています。また、同社は同時にメルセデス・ベンツブランドの乗用車の販売・サービスを担ってきました。今回の現地販売代理店の交代は、各事業部門が個々の顧客のニーズに注力するダイムラーの顧客第一戦略の一環です。
HSTD 社はマレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア)に上場している複合企業ハップセン・コンソリデーテッド(以下、HSCB社)傘下の商用車部門です。HSCB社は、プランテーション、不動産投資・開発、信用融資、肥料事業、建築資材、自動車の6つの中核事業を持つとともに、ダイムラー商用車の大口のお客様でもあり、現地の顧客ニーズに精通しています。商用車分野において40年以上の経験を持ち、ダイムラーの信頼できるパートナーとして、ハップセンはマレーシアにおける商用車事業に全力を注いでいます。また、HSTD社を統括するシュナイダー氏は、ダイムラーの商用車部門で28年間勤務した経歴があります。今後HSTD 社が商用車に特化し、お客様に幅広い商品を提供するとともにアフターサービス体制を強化していきます。