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2018年9月14日
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック 以下 MFTBC)とダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(以下 DICV)が協業を行うダイムラー・トラック・アジア(以下 DTA)は、DICVのエリック・ネッセルハウフ最高経営責任者(CEO)の後任に、サティヤカーム・アーリャを起用する人事を発表しました。アーリャ氏は2018年11月1日付でCEOに就任します。
アーリャ氏は2009年、パワートレイン調達部門の責任者としてDICVに入社。その後、グローバル調達部門の副社長に昇進しました。2014年、DTAのグローバル調達部門のトップとしてMFTBCに異動。2017年、DTAのカスタマーサービス部門の責任者となり、ふそうの部品セールスとサービス事業を国内外で効率的に成長させました。
ネッセルハウフ氏は、2018年10月1日付でダイムラー・トラック部門の生産技術部門の責任者に就任します。同氏はDICVで約10年勤務し、戦略的成長市場の1つであるインドにおけるダイムラー・トラックの事業確立に尽力しました。
アーリャ氏はDICVの新CEOとして、インドで拡大するトラック・バス市場で急成長を遂げるダイムラーのインド市場向け商用車ブランド、バーラト・ベンツを率います。DICVはバーラト・ベンツブランドの製造・販売に加え、MFTBCのFUSOブランドトラックの完成車とノックダウン(KD)キットの製造を行なっています。
「サティヤカーム・アーリャの就任により、インドにおいてDICVを次のレベルに引き上げ、バーラト・ベンツを確固たる地位に導くことができると確信しています。彼の熱意、経験、知識と実績は、同氏がDICVのリーダーにふさわしい人物であることを証明しています」(MFTBC CEO兼DTA代表ハートムット・シック)
国内・海外カスタマーサービスを率いてきたアーリャ氏の退任後、MFTBCのカスタマーサービス部門と販売部門を再編します。今後、国内カスタマーサービス部門は営業部門と単一の組織になります。また、海外カスタマーサービスと海外向けの販売は、副社長兼セールス・カスタマー本部長のミヒャエル・カンパーが統括します。この新組織により、より効率的で上質なサービスと商品を一貫してお客様に提供していきます。
ダイムラー・トラック・アジア(DTA)の概要
ダイムラー・トラック・アジア (DTA)は80年以上の歴史を誇る三菱ふそうトラック・バス株式会社と、インド市場で躍進的な成長を続ける新会社ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社が共同で事業を行う組織です。DTAは製品開発、生産、輸出、調達、研究活動を共同で行い、お客様にとって価値ある製品とサービスを提供する戦略的なビジネスモデルを推進しています。