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  EV活用を支援するアプリ「eTruck Ready App」を日本・欧州を含む主要市場で提供開始

• 実際の走行データを収集し、電気小型トラック「eCanter」の日常的な運用を
シミュレーション
• 通常の走行ルートで「eCanter」を活用できるか簡単に確認
• 架装、外気温、積載量、アイドリング時間などの指定で、正確なシミュレーションが可能

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:ハートムット・シック、以下MFTBC)は、MFTBCの電気小型トラック「eCanter」の運用シミュレーションを可能にするアプリ「eTruck Ready App」の提供を日本・欧州のお客様に向けて開始します。「eTruck Ready App」は、AndroidおよびiOS端末で無料でダウンロードできます。

物流業界が電動化に向けて動き出す中、物流事業者間では日々の配送業務における電気トラックの実用性や活用の可能性を正確に把握するニーズが高まっています。MFTBCの「eTruck Ready App」は、お客様が所有するディーゼルトラックの実際の走行データを収集し、そのルートを「eCanter」で走行した場合を可視化したマップを提供します。このアプリによって、EVの導入を検討されているお客様に電気トラックの性能や利点をより理解していただくことが期待されます。

シミュレーションを行うためには、「eTruck Ready App」をインストールしたモバイル端末を検証対象のトラック内に置く必要があります。アプリは車両位置、速度、加速度、高度などのデータを走行中に収集し、その情報をクラウド上の「eTruck Ready System」に送信します。算出されたシミュレーション結果は、専用ウェブサイトを通じてフリート管理者が確認できます。これにより、「eCanter」が1回の充電で通常の走行ルートをどの程度カバーできるのかについて詳細な分析が可能です。さらに、架装、外気温、積載量、アイドリング時間などを設定することで、より正確なシミュレーションが可能です。


「eTruck Ready App」への登録と使用開始は2つの簡単な手順で完了します。
1)トラックの管理者はまず、「eTruck Ready App」の専用ウェブサイトにて会社名や所在地などの基本情報を登録し、アカウントを作成します。アカウント登録が完了すると、お客様にはフリート番号とPINコードが指定されます。
2)「eTruck Ready App」を検証に利用する予定のモバイル端末にインストールした後、フリート番号とPINコードを使用しログインを終えれば、簡単にルート記録を開始することができます。インターネットに接続している間は走行中のルートは記録され、後ほど分析することができます。

「eTruck Ready App」は、車両の電動化に向けた総合的なアプローチのひとつとして、MFTBCの親会社であるダイムラートラック社が開発しました。ダイムラートラック社は、2020年より、メルセデス・ベンツブランドの大型電気トラック「eアクトロス」の潜在的なお客様に対して、アプリを利用したコンサルティングを提供しています。「eTruck Ready App」が今回「eCanter」に対応したことに
伴い、当アプリから得られる知見が、お客様が自信を持って車両の電動化を進めるための判断材料になることを期待しています。MFTBCは、「eCanter」の国内外の販売を強化し、カーボンニュートラルな輸送のさらなる推進を目指します。

「eTruck Ready App」のトラック管理者用ウェブサイト
https://etruckready.daimler-truck.com

電気小型トラック「eCanter」

 

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