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• 2020年ドバイ国際博覧会(Expo 2020 Dubai)の一環として開催された「第23回水・エネルギー・技術・環境展(WETEX)」および「ドバイソーラーショー」に、現地企業ENOC Link社がeCanterを展示
• ENOC Link社は企業向けにデジタル燃料供給サービスを提供しているENOC(エミレーツ・ナショナル・オイル・カンパニー)グループの傘下企業
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:ハートムット・シック、以下MFTBC)は、アラブ首長国連邦(UAE)のENOC Link社が、2020年ドバイ国際博覧会(Expo 2020 Dubai)の一環として2021年10月上旬に開催された「第23回水・エネルギー・技術・環境展(WETEX)」および「ドバイソーラーショー」でMFTBCの電気小型トラック「eCanter」を展示したことを発表します。eCanterがUAEで一般に公開されるのは今回が初めてです。
ENOC Link社は、UAEの企業向けにディーゼルやバイオディーゼル、ガソリンの発注と配送をオンラインで管理し、オペレーションの最適化を支援するサービスを提供して今す。このサービスは、ドバイ政府の100%出資会社であるENOC(エミレーツ・ナショナル・オイル・カンパニー)グループが運営しています。ENOC Link社は、ダイムラートラックの中東における地域統括拠点、ダイムラー・コマーシャル・ビークル・MENA(DCV MENA)社と提携し、通常のスチール製タンカーに比べて30%軽量化されたアルミニウム製タンカーボデーなど、効率性を高めるための特別な機能を備えた先駆的なeCanterを展示しました。この車両には、クラウドに接続して燃油供給データを瞬時かつ継続的に送受信する計測機能が搭載されています。
WETEXとドバイソーラーショーは、イノベーションによってサステナブルな未来を築くというドバイの中長期ビジョンを支援する目的で、ドバイ電気水道局(DEWA)が主催しています。これらのイベントは毎年、エネルギー、天然資源、サステナビリティ分野における最新の知見や画期的な技術を紹介する機会をグローバル企業に提供しています。UAEは、2010年に策定した国家戦略「UAEビジョン2021」においてグリーン経済の成長を目指す方針を打ち出しており、以後、同国は環境に配慮した都市計画、交通、技術に対して継続的に投資してきました。DEWAは、ドバイ首長国に300カ所以上の電気自動車(EV)充電ステーションを設置しているほか、二次元バーコード(QRコード)を用いた一般消費者向けEV充電ネットワークなどの革新的なプログラムにより、EVの普及を進めてきました。
WETEXとドバイソーラーショーに続き、ENOCグループはExpo 2020 Dubaiのために設計した「未来のサービスステーション」でもeCanterを展示します。Expo 2020 Dubaiの公式総合エネルギーパートナーであるENOCグループは、最先端のサステナブルなデザインの燃料ステーションのコンセプトを打ち出しました。「未来のサービスステーション」のひさしは環境に優しい炭素繊維でできており、必要なエネルギーは敷地内に設置された風力発電機と太陽光発電パネルから供給されています。
ふそうブランドにとってUAEは重要な市場であり、小・中・大型トラック、そして小型バス「ローザ」や大型バス「BA」まで、幅広い製品を展開しています。MFTBCの川崎製作場から完成車として輸出している「キャンター」は、発売以来、小型セグメントでトップシェアを維持してきました。2020年には、UAEで販売されている小型トラックとしては初めて、欧州排ガス規制「ユーロ5」に適合した改良モデルを導入しました。WETEXとExpo 2020 DubaiでのeCanterの展示は、ふそうブランドのよりサステナブルな未来へのコミットメントを表します。
UAEで初めて一般公開された電気小型トラック「eCanter」
ENOCグループについて
ENOC(エミレーツ・ナショナル・オイル・カンパニー)グループは、エネルギー分野のバリューチェーン全体で事業を展開する国際的な石油・ガス総合企業です。ドバイ政府の100%出資企業であり、ドバイ首長国の成功に不可欠な存在であるENOCは、エネルギー資源の探鉱・生産、燃料小売、航空燃料、商業・工業用石油製品の分野で資産を所有・運営しています。グループの一般的な事業には、自動車関連サービス、飲食サービスなどがあります。60以上の市場で数千の顧客にサービスを提供している同グループは、11,000人を超える多国籍の従業員を擁し、世界クラスの顧客サービス、最新の革新的技術を通じて、UAEの社会的・経済的発展に貢献しています。詳しくは、www.enoc.comをご覧ください。
電気小型トラック「eCanter」について
今日の都市が抱える騒音や排出ガス、CO2低減の課題を解決する答えとして、MFTBCが開発した量産型電気小型トラックです。「eCanter」は、車両総重量7.5トンクラス、急速充電では最大約1.5時間、普通充電では最大約11時間の充電で、航続距離は約100kmを確保しています。電気駆動システムには、モーター(最大出力135kW、最大トルク390Nm)と、370V・13.5kWhの高電圧リチウムイオンバッテリーパックを6個搭載しています。2020年8月には安全装備を拡充した新型モデルを発売したほか、車両ラインアップの拡充を含む次世代モデルの開発にも取り組んでいます。
三菱ふそうトラック・バス株式会社について
三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有し、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。85年以上の長い歴史を持つFUSOブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界170以上の市場向けに開発・製造・販売しています。2017年、初の量産型電気小型トラック「eCanter」を市場に導入し、2019年には、日本の商用車市場のベンチマークとなる、SAEレベル2相当の高度安全運転技術を搭載した大型トラック「Super Great」を商用車メーカーとして初めて日本に導入しました。MFTBCは、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)とともにダイムラー・トラック・アジアの一員として、製品開発、部品調達、生産などの分野で協力し、お客様に最高の価値を提供しています。
Daimler Trucks Asiaについて
ダイムラートラック社傘下のダイムラー・トラック・アジア(DTA)は、85年以上の歴史を持つ日本の商用車業界の象徴である三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)と、インド市場で新進気鋭の商用車メーカーであるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)を共同で運営する組織体です。DTAは、製品開発、生産、輸出、調達、開発を組織として共同で行う戦略的なビジネスモデルを採用することで、革新的で最先端かつ価値の高い製品をお客様に提供しています。DTAは「人と地球に、より良い生活と環境を実現するモビリティ・ソリューションを提供します」をビジョンとし、全世界のダイムラートラックグループの目的である 「For all who keep the world moving/世界を動かす、すべての人のために 」を柱として活動しています。