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ドコマップジャパンとのデータ連携を開始
~トラック及びバスの動態管理サービスをDoCoMAPで提供~

 

・「DoCoMAP」の動態管理サービスをテレマティクス搭載済みのトラックおよびバスで提供開始
・新たにデバイスを追加することなく、より安価で動態管理サービスが利用可能に
・MFTBCはデータの活用と連携を通じたテレマティクスサービスの拡大を推進

 

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、株式会社ドコマップジャパン(本社:東京都港区、社長:浦嶋一裕、以下 ドコマップジャパン)と車両データの連携を開始することを発表しました。2021年5月より実施した全国のフジホールディングスグループ企業でのトライアル運用を経て、MFTBCのテレマティクスサービス「Truckonnect®(トラックコネクト)」及び「BusConnect®(バスコネクト®)」の一部機能をドコマップジャパンの動態管理ソリューション「DoCoMAP」で提供するサービスを、2022年4月より開始します。

MFTBCはデータの活用や外部パートナー企業との連携を推進するとともに、「トラックコネクト」及び「バスコネクト」をより幅広いユーザーに活用してもらうことを目指し、「DoCoMAP」とのサービス連携に至りました。また、ドコマップジャパンもエンドユーザーに対して車両に新たなデバイスを追加する必要なく、安価で高機能な動態管理ソリューションを手軽に導入できるとして、IoT機器の導入が進んでいない運送業界に貢献したいと取り組んでまいりました。

「DoCoMAP」の動態管理サービスでは、新たなデバイスの追加やシステム設定が不要なため、車両位置情報管理をはじめとするリアルタイムでの車両動態管理機能をより低コストでご利用いただけるようになります。ふそうのコネクテッド車両から得られる車両位置情報と車速データをドコマップジャパンの「DoCoMAP」データベースに送信し、データを連携することで、同サービスをふそうのコネクテッド車両で利用できます。「DoCoMAP」のサービスは、既に「トラックコネクト」を搭載済みの大型・中型・小型トラック及び電気小型トラックにくわえて、「バスコネクト」を搭載済みの大型観光バス及び小型マイクロバスで提供します。

また、「DoCoMAP」の動態管理サービスを活用することで、車両稼働率の改善と空車回送率の低減にも繋がり、環境への配慮も可能になります。同時に、リアルタイムでの位置情報が確認できるため、貨物車両だけでなく旅客車両の運行スケジュール管理もできるようになります。MFTBCはテレマティクスソリューションの提供だけでなく、外部パートナー企業との連携やデータの活用をさらに推進し、お客様にとってより価値のあるテレマティクスサービスの提供を今後も進めてまいります。

 

■データ連携のイメージ図

 

■ 主な機能

・リアルタイム車両位置情報

・車両の速度表示

・13ヶ月分の走行履歴

・Google Mapsベースの使いやすいユーザーインターフェース

・運行管理業務に最適な機能を豊富に搭載

・運行記録アプリ「DoCoMAP PLUS」対応

 

■ 対象車種

<トラック>

・大型トラック                     「スーパーグレート」                            2017年モデル以降

・中型トラック                     「ファイター」                                      2019年モデル以降

・小型トラック                     「キャンター」                                      2020年モデル以降

・電気小型トラック              「eCanter」

<バス>

・大型観光バス               「エアロクィーン」「エアロエース」         2019年モデル以降

・小型マイクロバス            「ローザ」                                           2021年モデル以降

 

■ 提供プラン

ベーシックプラン:月額1,180円(台/税別)

※今後プレミアムプラン等のサービスを企画予定

 

■ サービスに関するお問い合わせ窓口

ドコマップジャパン・カスタマーサポート:03-6809-2105(平日9時〜18時)

 

■「Truckonnect®(トラックコネクト)」、「BusConnect®(バスコネクト®)」とは

「トラックコネクト」ならびに「バスコネクト」とは、稼働中の車両情報をインターネット経由でリアルタイムにチェックできるテレマティクスサービスです。トラックやバスが発信する情報は、モバイル回線を経由してクラウド上のFUSOデータベースに蓄積され、お客様がPCやスマートフォンで専用ページにアクセスすれば、車両の現在地や運行状況を把握できます。車両トラブル時のスピード対応、業務効率の改善、危険運転の予防など、ビジネスシーンで幅広く活用できます。

*要別途サービスへのお申し込み

*「Truckonnect®」、「バスコネクト®, BusConnect®」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。

 

■DoCoMAPとは

DoCoMAPとは、GoogleMapsをプラットフォームに、車両に取り付けたGPS端末から発信された位置情報をリアルタイムに表示・管理する動態管理サービスです。使いやすいユーザーインタフェースで自社の車両位置が正確かつ瞬時にわかりますので、迅速な顧客対応や緊急時の対応にも効果を発揮します。<詳しくはこちら>https://www.docomap.jp/docomap

 

■フジホールディングスグループ企業

フジトランスポート株式会社、フジエアカーゴ株式会社、静岡運送株式会社、株式会社県運、トレーラージャパン株式会社、関汽運輸株式会社、東和運送株式会社、北陸トランスポート株式会社、サンコー運輸株式会社、日向商運株式会社

 

■三菱ふそうトラック・バス株式会社について:https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/

三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有し、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。90年の長い歴史を持つFUSOブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界170以上の市場向けに開発・製造・販売しています。2017年、初の量産型電気小型トラック「eCanter」を市場に導入し、2019年には、日本の商用車市場のベンチマークとなる、SAEレベル2相当の高度運転支援技術を搭載した大型トラック「Super Great」を商用車メーカーとして初めて日本に導入しました。MFTBCは、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)とともにダイムラー・トラック・アジアの一員として、製品開発、部品調達、生産などの分野で協力し、お客様に最高の価値を提供しています。

 

■株式会社ドコマップジャパンについて: https://www.docomap.jp

株式会社ドコマップジャパンは、2016年12月にNTTドコモ社の呼びかけで、運送業に特化するIoTを活かした社会貢献可能な技術の提唱・開発が出来る企業として2017年8月に設立。昨今増え続ける物流需要、少子高齢化や厳しくなる労働時間管理等により運送形態の改革が必要な産業インフラ『物流』の危険的状況をIoT技術でなんとかするという課題を対し、GPSによる車両位置情報管理システム「DoCoMAP」をIT機器の導入が進んでいない運送業者にも低価格で販売・供給し、業界の「働き方改革」に活かせるようにサポートしています。