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Evo Bus社製 連節バスの緩衝装置(エアスプリング)、走行装置(ホイールハブキャリア)、
排出ガス発散防止装置(制御プログラム)のリコールについて

Evo Bus社製 連節バスの緩衝装置(エアスプリング)、走行装置(ホイールハブキャリア)、排出ガス発散防止装置(制御プログラム)について、令和3年7月20日に下記のリコールを国土交通省に届け出ました。ご愛用車の措置について、販売会社から早急にご連絡・ご相談をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
ユーザの皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。

リコール届出番号 外-3257 リコール開始日 令和3年7月21日
不具合の部位(部品名)
  • ①緩衝装置(エアスプリング)
  • ②走行装置(ホイールハブキャリア)
  • ③排出ガス発散防止装置(制御プログラム)
基準不適合状態にあると
認める構造、装置又は
性能の状況及びその原因
連節バスにおいて、

  • ①車軸に装着されているエアスプリングのピストン取付ボルトが規定トルクで締付けられていないものがある。そのため、使用過程で当該取付ボルトが緩んでピストンが脱落するおそれがある。
  • ②センターアクスルに装着されているホイールハブキャリアの取付ボルトが規定トルクで締付けられていないものがある。そのため、使用過程で当該取付ボルトが緩み、最悪の場合、ホイールハブキャリアごとタイヤが脱落するおそれがある。
  • ③後処理装置コントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、尿素水の温度センサーが故障した際に警告灯が点灯しない。そのため、ドライバーが当該センサーの故障を検知できない。
改善措置の内容
  • ①全車両、エアスプリングのピストン取付ボルトを規定のトルクで締付ける。
  • ②全車両、センターアクスルのホイールハブキャリア取付ボルトの締付け状態を点検し、当該取付ボルトに緩みが認められた場合は、センターアクスルを交換する。
  • ③全車両、後処理装置コントロールユニットの制御プログラムを対策品に書き換える。

車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号の
範囲及び製作期間
リコール
対象車の台数
備考
メルセデス・ベンツ 不明 「Citaro-G」 WEB62821823130418~WEB62821823139036
平成28年8月22日~令和2年1月29日
33 ①33
② 2
③11
(計1型式) (計1車種) (製作期間の全体の範囲)
平成28年8月22日~令和2年1月29日
(計33台)
【注意事項】リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。


改善箇所説明図 ①



改善箇所説明図 ②



リコール対象車の主要諸元


車名 型式 通称名 種別・用途 車体の形状 原動機の型式
総排気量(cc)
備考
メルセデス・ベンツ 不明 「Citaro-G」 普通・乗合 リヤーエンジン 457
(11,967)
連節バス