経緯と7月26日届出のリコール・改善対策等に関して

今般の当社の品質問題に関しましては、お客様はじめ、関係各方面の方々に 多大の御迷惑をおかけする結果となりましたことを、深くお詫び申し上げます。

7月26日、当社製の乗用車及びトラックに関するリコール9件、改善対策 2件、サービスキャンペーン3件につき、運輸省に正規の届出を致しました。

当面のことと致しましては、先ずは今般のリコール等の対象となりました 製品をお使い頂いているお客様に対して、万全の対策をさせて頂くことが、 当社として最優先に為すべきことと考えております。

今回のリコールに該当するお車をご使用中のお客様には販売会社からご連絡 申し上げますのでリコール・改善対策・サービスキャンペーン作業へのご協力を 宜しくお願い申し上げます。

尚、今般の問題に関し、現在社内に設けました調査委員会により、過去から現在 に至る事実関係を早急に調査して、抜本的な対応策を取って参りたいと存じます

 

1.経緯

(1) 7月5日および6日に本社と乗用車技術センター(岡崎)に運輸省から立ち入り検査がありました。

(2) 立ち入り検査の契機は、運輸省当局へ「リコールに関する情報について一部提示洩れがあった。」旨の通 報によるものです。

(3) 社内関連部門において「情報の提示洩れ」の有無について調査したところ、その事実があり、そのデータを含めて改めて精査しました。

(4) その結果、7月18日に運輸省に「リコール・改善対策の届出一覧」を提出致しました。

(5) 尚、7月17日に社内に「品質問題調査委員会」を設置して内容の詳細、原因を調査中であります。

2.「7月26日届出のリコール・改善対策・サービスキャンペーン一覧」

 

平成12年7月27日

三菱自動車工業株式会社

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