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2005年9月26日、三菱ふそうは国土交通省に9件のリコール他の提出をいたしました。このなかには去る2005年6月に公表した、「品質問題の総括」に包括される案件を含んでおります。この届け出をもって、過去30年にも遡って調査をおこなってきた、いわゆる「欠陥隠し」と言われる品質問題において、市場措置が必要なもののすべて、合計98件のリコールの届出を完了いたしました。 昨年6月から1年3カ月という時間を要し、この間、お客様はじめ社会の皆様方に多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを、この場をお借りして、改めてお詫び申し上げます。 今後は新経営陣として、一日も早い"リコール作業の完遂"を最優先課題として強く自戒し、引き続き、三菱ふそうグループの全社員で、全力をあげて迅速に取り組んでまいります。 2004年3月の大型車フロントハブのリコール届出以降、弊社は徹底的に品質問題の調査をおこない、これまでご報告申し上げたように品質問題・不具合情報のすべてを公表いたしました。 これらの総括により、弊社の技術・品質に対する過信、社内の企業文化における問題や、それに起因する弊社の品質・安全に対する取り組みの不十分さが明らかになりました。 この企業体質を変革していくために、新しい経営陣をはじめ、社員ひとりひとりが過去の過ちを真摯に受け止め、反省し、問題を引き起こした原因ひとつひとつを摘み、今後二度とこのような問題を引き起こさない「新たな企業体質の確立」に向けて取り組んでおります。 そして何よりも、今後は開発から製造、販売、サービスに至るすべての企業活動において、徹底した「品質重視」と「安全第一」を実行してまいります。 お客様に安心して弊社のクルマをご利用いただけるように。 常にお客様の立場に立って、お客様の視点で考え、行動することにより、 もう一度、社会の皆様から信頼・信用していただけるように。 全社員が自らの仕事に、全身全霊を注いで取り組むことを改めて徹底してまいります。 |
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